映画の日の映画2008年07月01日

『西の魔女が死んだ』
 無理なく自然に泣ける映画。主人公が帰ることを決意したあたりから、年配の女性たちがぐずぐずと泣きだす。そして、奇麗なラスト。東の魔女がどう成長してゆくのかが気になります。女性にお勧め。
『ザ・マジックアワー』
 おもしろかった。佐藤浩市のはじけた演技と柳澤慎一のガンさばきを堪能。テーブルの上を広がる醤油のやりすぎな演出も楽しい。次の作品も期待して待ちたい。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
 つまらなくはない。それなりに楽しい。でも、インディはもっと楽しい映画だったはずだ。何年も待つた言えるほどのシナリオではない。反面教師として、改良点を考えてみると、とても参考になる。
『アフタースクール』
 おもしろかった。まったく穴が無いわけではないが、よくねられたシナリオ。残念なのは、一人の視点で感情移入を持続してゆけないところ。ストーリー上、仕方のないことだが、名作「スティング」はその点もクリアしていたので不可能ではないはず。