貝の嫌いな同居人は英国に逃亡中2015年05月23日

 ボンゴレビアンコという非道な食べ物がある。生きたアサリを問答無用で焼けたフライパンに投入し、白ワインで蒸し殺すのだ。今までのんびりと暮らしていたアサリたちは、断末魔をあげるかのごとく口を大きく開き、次々と朽ち果てゆく。
 昨夜、スーパーで買った半額のアサリたちである。少し深みのある皿に並べて、500CCの水に大さじ1(15グラム)の割合で作った食塩水をあたえ、そっと大事に一晩、お泊まりさせたアサリたちである。元気に水を飛ばしていたというのに、昼にはボンゴレビアンコ! 刻みニンニクを絡めたボンゴレビアンコ! 蒸し殺しの1時間前には、ザルにあげて塩ぬきしないと、しょっぱすぎるボンゴレビアンコ……。
 きどるな! おまえなんか、「アサリの地獄パスタ」でじゅうぶんだ。
 今度は烏賊入りで作ってやるぞ。

 それはさておき。
電子ストアBOOK☆WALKERにて
「担当者が独断で選んだ1冊 今本気で売りたい作品2015春」の「ライトノベル・文芸」部門に『ディアスの少女』が選出されました。
http://bookwalker.jp/ex/sp/com_review2015spr/
加筆改訂版で、やたらに長い書き下ろし「あとがき」付きです。
5/28(木)23:59まで、期間限定の特別価格にて配信中していますので、謹んでよしなに。

フル、イングリシュ2012年09月26日

B&Bの代表的な朝飯。

現在、ロンドン近くの町まで南下。

ラム・シャンク2012年09月26日

羊のすね肉を柔らかくにた料理。ブロッコリーも大きくマッシュポテトも大量入用なのでその大きさが伝わらないが、日本では2、3人前の大皿料理である。値段は12ポンド。

キッパー2012年09月23日

今日の朝めし
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC_%28%E9%AD%9A%E6%96%99%E7%90%86%29
そう辛くない塩鮭を軽くスモークしたような味。そのまま食べるとしょっぱいが、パンと一緒に食べると、うまし。

フイッシュ&チップス2012年09月22日

北にある海沿いの町なので魚がプリプリでうまし。

アフタヌーンティーのわんこ蕎麦2012年09月14日

アフタヌーンティーで有名なブラウンズホテルにて
50ポンドで(税サ込み)食べ飲み放題。
三段トレイの皿が少なくなると容赦なく補充されてしまうのだ。

6月映画の日2009年06月01日

5月30日
『チェイサー』を見にゆく。えぐみと「ギャグか?」と思えるような現実の持つリアルな不条理が混在している映画。主人公の内面を描ききれていないため、ラストシーンがいまひとつ効いていないのだけが残念。でも、おもしろかった。猟奇殺人系がダメじゃなければ、強くお勧め。

6月1日映画の日
 今回は時間配分がうまく行ったので、五本鑑賞する。朝からの行動をついでに記してみよう。
 朝、8時に起きて身仕度しながら、メールのチェック。昨日のうちに用意しておいたフランスパン156円をガッシとつかみ、家を出る。
 ペットボトルのビタミン入り飲料水150円を自販機で購入して、シネコンへ突入。座席はすべてネットで購入して30日に発券済み。
 とりあえずトイレ。座席でフランスパン四分の一をかじりながら、文庫を読む。

『チョコレート・ファイター』
 女の子のアクションに驚く。ストーリー的にはあってないようなものなので、ひたすら痛そうな肉弾戦を堪能する。「マッハ!」とか好きな人はどうぞ。

 25分の休憩。シネコン内の次の劇場へ移動。トイレ。座席でフランスパン四分の一をかじりながら、文庫を読む。
  
『セブンティーン・アゲイン』
 なんかパッとしない映画。悪くはなかったけど、全体的にぬるかった。
 
 10分の休憩。シネコン内の次の劇場へ移動。トイレ。座席でフランスパン四分の一をかじりながら、文庫を読む。

『消されたヘッドライン』
 やや期待はずれ。『バンク』系のアクションや話の広がりを期待したのが、いまひとつだった。
 
 15分の休憩。シネコン内の次の劇場へ移動。トイレ。座席でフランスパン四分の一を読みながら、文庫をかじる。
 
『GOEMON』
 それなりにおもしろかった。キャシャーンにくらべると、話がわかり安くなっていた。でも、この監督の真価は次の作品のような気がする。役者はよかった。
 
 60分の休憩。いつもよくゆく海鮮どんぶり屋で、海鮮ちらし丼680円を食べる。歌舞伎町の奥まったピンク街にあり、足早にむかっていると、必ず、いかがわしい兄さんがするすると寄って来ては「どう? DVDでどう? まるみえだよ」などと白昼堂々と声をかけて来るのだ。それらしき兄さんが見えた時点で、接触しないように大きく進路を変えるのだが、兄さんの方も軌道を変えて確実に追尾して来る。視線をあわせないでいると、しつこくはされないが、わずらわしい。おそらく、ヤクザ、警官、女性、の変装でもしない限り避けられないにちがいない。いや待て。いっそ侍の格好はどうだろ? 宇宙服や着ぐるみも有効にちがいない。しかるにどれも、変装に時間がかかる。
 段ボールで作った看板を被り「簡易型サンドイッチマン=皆さんの同僚でっせ」作戦なら有効かもしれない。しかるに、まったく別の怖い兄さんに声をかけられる危険性がある。
 
 別のシネコンへ移動して。トイレ。座席で文庫を読む。
 
『スター・トレック』
 おもしろかった。もっとおもしろくなる気がするが、スタートレックの映画では最高の出来。続編を期待したい。
 
 22時過ぎに家に帰還する。以上。

新宿で2009年02月12日

 あなたのブログは酒を呑んでるか、映画を見てるしかないわけ?

 と同居人に言われた。すみません。
 というわけで、きょうも新宿で、作家さんやイラストレーターさんたちと、新年会みたいな飲み会を5時からはじめる。
 いつものクルラホーンでギネスを四杯、呑んだ。このくらいが丁度よい。

 呑みにゆく前に あとがきを担当さんに送付。月曜までと言いながら、ちょっと時間がかかってしまった。

画家とギムレット2009年02月02日

 横浜外人墓地付近の洋館で開催されている日本画の展示を見に行く。
 小さい物で数十万、大きい物で数百万の絵をかく知人の先生で、だいぶ歳が離れているが、呑むと話が合って楽しい。
 先日、数百万の絵が売れたということで、この日は馬刺しをご馳走になった。
 おもしろいのはこの先生、若い頃は油絵だったのが、墨へ移行し、さらに細かい濃淡を出すため、最近はボールペンになっているところ。
 二件めの店に女性のバーテンダーがおり、競技用のシェイカー(5人前)の話を聞く。一杯分は簡単でも、五杯分はむずかしく単純に五倍ではないそうな。数滴の果実、シェイカーの振り数によって味が変わるという。
「一番むずかしいカクテルは?」という質問をしたら「ギムレット」という返答。単純で基本に近いほど難しいのだと言う。画家の先生と共に確かにそのとおりだ、と感銘を受けながら、「じゃあ、ギムレットください」と注文したら「ふひゃーあ」という変な音が口から出た。冬場は果実が良くなく特にギムレットは難しいそうな。
 出されたギムレットは、今まで呑んだことがないくらい、最高にうまかった。(ロケ地、町田)

飲み会2008年08月31日

ゲーム製作と作家関係の飲み会。
3時間ギネス飲み放題につられて6パイント(3リットル以上)も呑んでしまった。飲み過ぎです。ラノベ出の著名なSF作家さんに「猫を飼えー」と絡んだことを覚えている。反省。