映画の日2008年11月01日

 原稿の進みは好調だけど締め切りがタイトなので、3時まで原稿を書いて映画を三本だけ見る。締め切りまであと20日。
 

イーグルアイ
 つまりヒッチコックの「北北西に進路を取れ」と「知りすぎだ男」をやりたかったというわけですよね? それなりに面白かった。
 
容疑者Xの献身
 トリックが途中でわかったけど、簡略化された映画だからだと思う。途中で人物がひとり消えてる意味深なカットとかもあったし。
 とにかくストーリーが秀逸である。本格推理でありながら、犯人の内面を深く描くこの手法は大変勉強になる。原作でどんなふうにミスリードしているのか、確認しなくてはならん。って言うか読んでなかったのかよ俺。
 映画の方は、犯人側のふたりの演技がとてもよかった。
 万人にお勧めします。

ウォンテッド
 アクション映画なのに、映像表現がポップ。ただ、ストーリーがスカットさわやかではないので、サムライミの「ダークマン」とか好きな人は見るべし。この監督の次回作に期待。

コメント

_ みたか ― 2008年11月07日 11時11分

 わたしは原作を読んで映画をみていないのですが。映画での配役というか、登場人物がどうしても納得いかなくて。
 これは同じ大学を出た男3人が互いを探り合うから意味があるのだろう(つまり、映画に出てくる女性刑事は必要ない)と思うのですが。

_ 猫丸 ― 2008年11月10日 19時57分

 映画は完全にふたりの話になってました。原作と映画は別物、ということで楽しめばよいと思います。

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